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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第66章 旅立ち
 女は数年前に後宮を退いた女官だった。





 ちなみに、ソンテクと奥方には二人の愛らしい娘たちがいて、ソンテクは薬学に造詣が深く薬屋を営んでいた。ソンテクの営む薬屋は彼らが暮らす中規模どころの町でも結構繁盛していたようだ。
                     

(完)

 
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