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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第8章 潜入~後宮のおんなの哀しみ~
 二人ともに並んだ布団に入り、向かい合って首だけ布団から出しているといった体勢である。




「少し話しても良い?」



「ええ」



 燈火も落とした薄闇の中で、ホンファの黒い瞳がセリョンをじいっと見つめていた。
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