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燿子〜追憶のLesson〜
第4章 Episode 3
サトシ君の背中に回って彼の腕を取って練習してたの。
彼の両腕を持って一緒に動くの。
私がサトシ君にアドバイスするというよりは、2人で一緒に音楽をしてたという感じね。
とっても楽しい時間。
私も夢中になって振ってたわ。
曲想に合わせて大きな動きから小さな動き、激しく力強い動きから優しく柔らかい動きまで、私も色んな創造力が湧いてくるんだけど、サトシ君も創造力に溢れてた。
最初はサトシ君が私の指揮に合わせてたのが、いつの間にか私がサトシ君に合わせる瞬間も増えてきて、2人で一つの音楽を創り上げているって感じが本当にしたわ。
音楽の醍醐味よね。
だから、、、
だから、私の身体がサトシ君に密着してたことなんて本当に二の次だったし、変な感情なんてなかったの。
本当よ。
お気に入りのブラウスを見てほしいと言う気持ちはあったけど、本当にそれだけ。
本当よ。
サトシ君はそこにさえ気付いてなかったと思うけどね。
それでも良いの。
私の自己満だから。
その時はそう思えた。
でも、これが二人だけの階段の第一段だったのだと思うわ。
彼の両腕を持って一緒に動くの。
私がサトシ君にアドバイスするというよりは、2人で一緒に音楽をしてたという感じね。
とっても楽しい時間。
私も夢中になって振ってたわ。
曲想に合わせて大きな動きから小さな動き、激しく力強い動きから優しく柔らかい動きまで、私も色んな創造力が湧いてくるんだけど、サトシ君も創造力に溢れてた。
最初はサトシ君が私の指揮に合わせてたのが、いつの間にか私がサトシ君に合わせる瞬間も増えてきて、2人で一つの音楽を創り上げているって感じが本当にしたわ。
音楽の醍醐味よね。
だから、、、
だから、私の身体がサトシ君に密着してたことなんて本当に二の次だったし、変な感情なんてなかったの。
本当よ。
お気に入りのブラウスを見てほしいと言う気持ちはあったけど、本当にそれだけ。
本当よ。
サトシ君はそこにさえ気付いてなかったと思うけどね。
それでも良いの。
私の自己満だから。
その時はそう思えた。
でも、これが二人だけの階段の第一段だったのだと思うわ。