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燿子〜追憶のLesson〜
第10章 Episode 8
「サトシ君、キスして」

ソファの真ん中へと進む私。
サトシ君に密着する。

目を閉じる。

「来て。。。」

震える手で私の肩を抱いたサトシ君は、そっと唇を寄せてきた。

チュッ、チュッっとフレンチ・キスのように二、三度繰り返すサトシ君。

「サトシ君・・・」

私はもう溢れるものを抑えきれず、サトシ君の背中に手をまわして、深く唇を寄せた。

深く、もっと深く。。。。。

サトシ君の頬を両手で挟み、唇は右側そして左側へと向きを変えながら、私は貪った。

唇を離すと、肩越しに顔を寄せ、

「サトシ君、好き♡」

心から言えたわ。
私の本心。

もう離れたくない。。。
離したくない。。。
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