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燿子〜追憶のLesson〜
第2章 Episode 1
ある日の放課後のこと。
サトシ君が私の部屋をノックしてきたの。
この学校は音楽室のとなりに先生専用の部屋があって、他の先生とは職員室が別。
だからいつも私が一人。
ちょっと寂しいけど、一人の自由な時間が取れて私的には快適。
BGMをかけて仕事をすることもしばしば。
ちょうど授業でやってる曲を流してた時にサトシ君がノックしてきたの。
「どうしたの、サトシ君?」
「先生、ちょっといいですか?」
「いいわよ」
「先生、僕の指揮、どう思いますか?」
「とっても素敵よ。予想以上に上手いわ。サトシ君にして本当に良かったと思ってるの」
「あ、ありがとうございます。でも・・・」
緊張気味のサトシ君。そりゃそうよね。
きっと勇気を出して言いに来てくれたんだと思う。
「でも、どうしたの?」
「先生、僕、もっと指揮が上手くなりたいです」
「先生、もっと指揮を教えてくれませんか」
私、ちょっとビックリしちゃった。
そこまで真剣だとは思わなかった。
でもこの時のサトシ君の瞳は本当にキラキラしてた。
一生懸命に訴えているのがとっても伝わってきた。
「良いわよ。教えてあげる。そう言ってくれて嬉しいわ」
「本当ですか?先生。先生、ありがとうございます!」
「本当よ。サトシ君、今時間ある?時間あるなら、今少しやってみる?」
「ハイッ、お願いします、先生!」
サトシ君が私の部屋をノックしてきたの。
この学校は音楽室のとなりに先生専用の部屋があって、他の先生とは職員室が別。
だからいつも私が一人。
ちょっと寂しいけど、一人の自由な時間が取れて私的には快適。
BGMをかけて仕事をすることもしばしば。
ちょうど授業でやってる曲を流してた時にサトシ君がノックしてきたの。
「どうしたの、サトシ君?」
「先生、ちょっといいですか?」
「いいわよ」
「先生、僕の指揮、どう思いますか?」
「とっても素敵よ。予想以上に上手いわ。サトシ君にして本当に良かったと思ってるの」
「あ、ありがとうございます。でも・・・」
緊張気味のサトシ君。そりゃそうよね。
きっと勇気を出して言いに来てくれたんだと思う。
「でも、どうしたの?」
「先生、僕、もっと指揮が上手くなりたいです」
「先生、もっと指揮を教えてくれませんか」
私、ちょっとビックリしちゃった。
そこまで真剣だとは思わなかった。
でもこの時のサトシ君の瞳は本当にキラキラしてた。
一生懸命に訴えているのがとっても伝わってきた。
「良いわよ。教えてあげる。そう言ってくれて嬉しいわ」
「本当ですか?先生。先生、ありがとうございます!」
「本当よ。サトシ君、今時間ある?時間あるなら、今少しやってみる?」
「ハイッ、お願いします、先生!」