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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第5章 禁域
角度を変えた口づけは次第に深くなり、呼吸すら奪われる。舌を差し入れられ、拒もうとしても、あっさりと心優の舌も絡め取られた。歯茎を舐められ、口の中を縦横無尽に蹂躙される。
漸く唇が離れ、心優は瞳に涙を滲ませて身を起こそうとした。だが、無情にも彼に軽く突き飛ばされて、再び畳に転んだ。
「何をするの!」
抗議して、また上半身を起こそうとして、また突き飛ばされる。
「私、もう帰るから」
口を開けば泣きそうになったが、ここは教師らしく毅然とした態度を取ることで切り抜けなければと思った。
「ねえ、もう帰りたいの。帰らせて」
やっと三度目に身体を起こすと、彼が暗い眼で見つめた。
「帰さない」
その言葉が合図となったかのように、彼が再び覆い被さってくる。
漸く唇が離れ、心優は瞳に涙を滲ませて身を起こそうとした。だが、無情にも彼に軽く突き飛ばされて、再び畳に転んだ。
「何をするの!」
抗議して、また上半身を起こそうとして、また突き飛ばされる。
「私、もう帰るから」
口を開けば泣きそうになったが、ここは教師らしく毅然とした態度を取ることで切り抜けなければと思った。
「ねえ、もう帰りたいの。帰らせて」
やっと三度目に身体を起こすと、彼が暗い眼で見つめた。
「帰さない」
その言葉が合図となったかのように、彼が再び覆い被さってくる。