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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第6章 エピローグ~永遠~
ピローグ~永遠~
教会の鐘が鳴り響く中、私は純白のウェディングドレスを纏い、ゆっくりと歩く。デザインはデコルテを出したシンプルなものだけれど、アクセントとして部分的にあしらわれた蒼い薔薇がポイントだ。
胸許と腰にたっぷりとしたレースがついており、レースには淡いブルーの薔薇の花が模様となって織り出されている。ブルーローズはそれぞれ蕾と開いたものが交互に並んでいるデザインだ。
大きく開いた胸許にはブルーローズの大きなコサージュが一つ。スカートはふんわりと花の蕾のように可愛らしく膨らみ、純白のサテンとオーガンジーが重ねてある。
六月の花嫁をずっと夢見ていた私だけれど、赤ちゃんが産まれる前に絶対に挙式をという彼の希望で、それは叶えられなかった。せめて花嫁が結婚式で蒼い色のものを何か一つ身につけると幸せになるという〝サムシング・ブルー〟のジンクスをと蒼い色の入ったドレスを選んだのだ。
教会の鐘が鳴り響く中、私は純白のウェディングドレスを纏い、ゆっくりと歩く。デザインはデコルテを出したシンプルなものだけれど、アクセントとして部分的にあしらわれた蒼い薔薇がポイントだ。
胸許と腰にたっぷりとしたレースがついており、レースには淡いブルーの薔薇の花が模様となって織り出されている。ブルーローズはそれぞれ蕾と開いたものが交互に並んでいるデザインだ。
大きく開いた胸許にはブルーローズの大きなコサージュが一つ。スカートはふんわりと花の蕾のように可愛らしく膨らみ、純白のサテンとオーガンジーが重ねてある。
六月の花嫁をずっと夢見ていた私だけれど、赤ちゃんが産まれる前に絶対に挙式をという彼の希望で、それは叶えられなかった。せめて花嫁が結婚式で蒼い色のものを何か一つ身につけると幸せになるという〝サムシング・ブルー〟のジンクスをと蒼い色の入ったドレスを選んだのだ。