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狼になる瞬間
第7章 エッチ講座
玄関を開けると見たことのない靴が3足。
部屋にはいると男の子が3人座っていた。
「こんにちはー!美優ちゃん?」
1人の男の子が立ち上がって言った。
スポーツマン風の椿くん。
身長も大きく、身体もガッチリしていた。
その隣にいる可愛い感じの男の子が颯太くん。
美優よりは大きいが小柄な男の子。
3人目は真面目そうな感じの竜斗くん。
メガネをかけているがなかなかの美形だ。
自己紹介をされたあと、
「今日はよろしくお願いします。」
と言われた。
「…なにが…?今日は何をするの?」
美優が不思議そうに拓馬に尋ねた。
「エッチ講座」
拓馬がシラっと言った。
「えぇ!?…ってなに!?」
「こいつら、俺の後輩なんだけど全員童貞くん。
だーかーらー、彼女の前で恥をかかないように
今日は色々教えてあげるの!」
と、拓馬は真面目に言うが、
「え…それってなにするの?」
「美優の身体でお勉強だよ」
「えぇぇぇぇっっ!?!?」
美優は顔を真っ赤にして後ずさりする。
「「「よろしくお願いしますっっ!!」」」
3人に思いっきり頭を下げられた。