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サディスティック・マリッジ
第15章 もしかして…嫉妬?
(─────そういえば…)
あのWデートの後、央汰から何度かメールが来ていた。
"琉に一方的に暴力を振るわれたから、会社に訴えてやる。嫌ならあいつと俺とどっちが気持ちいいかジャッジしろ"
毎回そんな内容のメールだった。
どこまでも勝ち負けやプライドに拘る央汰。
結果なんてジャッジしなくてもわかる。
何より、もう央汰とセックスする気など、愛里咲にはなかった。
愛里咲は央汰に、こう返信した。
"これ以上、私と央汰の楽しかった思い出まで汚すような事しないで"
嫌な思い出だけじゃない。
付き合い始めた頃は普通に楽しかった思い出ばかりなのに……。
そのメールを送って以来、央汰からのメールはない。
それで収まったのだと、愛里咲は思っていた。
あのWデートの後、央汰から何度かメールが来ていた。
"琉に一方的に暴力を振るわれたから、会社に訴えてやる。嫌ならあいつと俺とどっちが気持ちいいかジャッジしろ"
毎回そんな内容のメールだった。
どこまでも勝ち負けやプライドに拘る央汰。
結果なんてジャッジしなくてもわかる。
何より、もう央汰とセックスする気など、愛里咲にはなかった。
愛里咲は央汰に、こう返信した。
"これ以上、私と央汰の楽しかった思い出まで汚すような事しないで"
嫌な思い出だけじゃない。
付き合い始めた頃は普通に楽しかった思い出ばかりなのに……。
そのメールを送って以来、央汰からのメールはない。
それで収まったのだと、愛里咲は思っていた。