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サディスティック・マリッジ
第16章 疑惑払拭‼︎
「夏川くん気を付けてね。愛里咲、夏川くん征服しちゃうって」
坂本がイタズラっぽく笑う。
「言ってないですから!」
(ひぃ〜、シャレにならないんだからぁ!)
「んじゃ、愛里咲、ごゆっくり」
楽しそうに笑う琉と本気で怯える愛里咲を残し、3人が給湯室を出て行った。
「私もそろそろ…」
愛想笑いを浮かべつつも怖くて琉を見れない愛里咲は、ダッシュで給湯室から出ようとする。
─────が、
「征服って?どんな事すんの?」
ニッコリと笑った琉が、給湯室のドアの前に立ち塞がる。
「私じゃなくて、根岸さんがっ! 佐藤さんを縛って目隠ししたって」
愛里咲は半泣き顔になる。
「で? 愛里咲が俺にそれをしてくれんの?」
「……して欲しいの?」
愛里咲の言葉に琉はいつもの意地悪な笑みを浮かべ、勢い良く愛里咲の腕を引く。
「やだね。お前に征服されるとか、その言葉だけですげームカつく」
バランスを崩した愛里咲をその胸に抱き止めると、琉は愛里咲の耳に歯を立てた。
坂本がイタズラっぽく笑う。
「言ってないですから!」
(ひぃ〜、シャレにならないんだからぁ!)
「んじゃ、愛里咲、ごゆっくり」
楽しそうに笑う琉と本気で怯える愛里咲を残し、3人が給湯室を出て行った。
「私もそろそろ…」
愛想笑いを浮かべつつも怖くて琉を見れない愛里咲は、ダッシュで給湯室から出ようとする。
─────が、
「征服って?どんな事すんの?」
ニッコリと笑った琉が、給湯室のドアの前に立ち塞がる。
「私じゃなくて、根岸さんがっ! 佐藤さんを縛って目隠ししたって」
愛里咲は半泣き顔になる。
「で? 愛里咲が俺にそれをしてくれんの?」
「……して欲しいの?」
愛里咲の言葉に琉はいつもの意地悪な笑みを浮かべ、勢い良く愛里咲の腕を引く。
「やだね。お前に征服されるとか、その言葉だけですげームカつく」
バランスを崩した愛里咲をその胸に抱き止めると、琉は愛里咲の耳に歯を立てた。