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【リクエスト作品】寝込み…襲われたいの?
第1章 寝込み…襲われたいの?
これは「遅すぎる初恋」のもう一つの初恋の話。
ーーーーーーーーーーーーー
紫音と付き合い始めて三ヶ月か四ヶ月くらいがたった。
その間、ヤルことはやっているけど……この状態は初めてだ。
眠りの浅い紫音がエッチした後でも寝ることのない紫音が目の前で寝ている。
俺は高3だし、休み前は一応勉強という名目で泊まりに来ている。
いつも俺よりも早く起きるし、紫音が寝てる姿なんてあまり見ないんだけど……。
珍しい。
サラサラの金色の髪を指で掬う。
電気の光にですら、キラキラと輝く金は色白の肌に良く似合う。
紫音と知り合ったのはお互いに寝坊した日の朝。
ホームで声をかけられたのがきっかけ。
それから何となく一緒にいることが増えて、紫音に告白されて俺たちは付き合うことになった。
その時も日の光で輝く金色に手を伸ばして、軽く掴んで俺の方へ引き寄せてキスをした。
俺は男しか好きになれないし、セックスも男相手しか無理。ついでに言えば、バリタチでネコにはなれない。
こんな俺に「どっちにもなれる」と言った紫音。
本気になるつもりなんてないーー。
俺みたいなのは本気の好きな奴よりヤレるだけの奴のほうが楽だから。
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紫音と付き合い始めて三ヶ月か四ヶ月くらいがたった。
その間、ヤルことはやっているけど……この状態は初めてだ。
眠りの浅い紫音がエッチした後でも寝ることのない紫音が目の前で寝ている。
俺は高3だし、休み前は一応勉強という名目で泊まりに来ている。
いつも俺よりも早く起きるし、紫音が寝てる姿なんてあまり見ないんだけど……。
珍しい。
サラサラの金色の髪を指で掬う。
電気の光にですら、キラキラと輝く金は色白の肌に良く似合う。
紫音と知り合ったのはお互いに寝坊した日の朝。
ホームで声をかけられたのがきっかけ。
それから何となく一緒にいることが増えて、紫音に告白されて俺たちは付き合うことになった。
その時も日の光で輝く金色に手を伸ばして、軽く掴んで俺の方へ引き寄せてキスをした。
俺は男しか好きになれないし、セックスも男相手しか無理。ついでに言えば、バリタチでネコにはなれない。
こんな俺に「どっちにもなれる」と言った紫音。
本気になるつもりなんてないーー。
俺みたいなのは本気の好きな奴よりヤレるだけの奴のほうが楽だから。