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セックス家族
第1章 7月1日10:00~10:40
しかし、ふと疑問を思う。
ムツミは、僕と同い年の26だ。それならいっそ、僕の嫁にすればいいんじゃ?
おやじはセックスできない体でしかもムツミとは親子ほど離れた年の差だし、むしろそのほうが現実的じゃね?

すると、ムツミがまるで僕の脳内思考を読み取ったかのように、言葉を継いだ。
「それで~♡わたしとセックスをしてくれた後は、この子たちにもセックスの初体験をさせてあげて~~~ッ♡そして、この子たちをかわいがってええ~~~ッ♡この子たちが結婚できる年齢になったら、お嫁さんにしてあげてええ~~~ッ♡1人は正妻に、2人は内縁の妻でいいから~~~♡」
「んぐ、んぐ」
あ、そうか。
ムツミは、子供たちの将来を考えてるんだ。

でも。
この子たち、学校とかで男子とめぐり会うだろ?同年代の男子を選んで、パートナーにすりゃいいのに。顔がアイドルみたいだから、旦那候補はごまんといるはずだ。なぜ、年の差離れた僕とくっつけようとするんだ?
すると、ムツミはまたまた僕の脳内思考を読み取ったかのように、さらに言葉を継いだ。
「この子たち、学校、行ってないの~~~♡」
え?
「この子たち、幼稚園の時にいじめられて、それ以来、引きこもりなの~~~♡」
わあ?
「いちおう、字と教養は教えたんだけど~♡この子たちの読む本は、わたしの趣味でついつい偏ってしまって~♡」
まさか。

ムツミの腕の力が少し緩んだので、顔を3人の娘たちに向けると、女の子たちはそれぞれのカバンから、数冊のエロ本と官能小説を取り出した。本はどれも、かなり読み古されている感じ。

わあー?この子たち、エロ本を教科書代わりに育ってきたんだー???
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