パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第9章 沖縄の夏

キク爺side

家の庭に出ると遠くに大きな観光船・・・・。

そうか・・・。

今日から龍と美晴さんと美波ちゃんと・・・以前この島に来た若いカップルが来るんだっけ？？？(笑)

庭から下の港を見ると航と翠が観光船の方を見ながら立っているのが見えた。

(笑)

・・・・・・・。

あ・・・・。

そういえば、あの若いカップルがこの島に来た正月の時期・・・。

あっ・・・・・。

何かが頭の中に残ってる・・・。

お爺の頭はまだまだ捨てたもんじゃないかもしれんぞッ！！！！！


直ぐに吸っていた煙草を消し～・・・家の中に戻り・・・・。

リビングの棚にしまってあった書類を出す。

そうそうこれこれ・・・。

確か・・・あの若いカップルが来た前日だったかな？？翌日？？？

どっちだったかは忘れたが・・・・。

一枚一枚書類をめくると・・・・・。


「おお！！！・・・これじゃっ！！！」


一枚の書類の・・・上の方に書かれた名前・・・・。

そうだ・・・。

この子が・・・

あの子・・・・。