パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第15章 繋

「伊藤！さっきのやつ見つけたかッ？？」

警察署内の小さな部屋で俺はついつい声を荒げてしまった。

「あ！！！川田さんッ・・これですかね？これこれ！！！」

伊藤が慌てて持ってきたのは・・・・・。

「ん・・・・」

伊藤から渡された過去の捜査資料に目を通した・・・・。


被害者遺族の星野桜が務めていたのは被害者の自宅からすぐ近くのwreathジャパンというアパレル会社・・・・。

資料を捲り・・・・。

「・・・・やっぱり・・・・」

思わずポロっと出た言葉だった。

どこかで聞いたことがある名前・・・そんな気がしてならなかった。

でもその名前は・・・直ぐにあの事故？？・・・あの事件？

から・・・外された。

あの・・・。

東京のど真ん中で起きた・・・・、

事件だ。