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碧の島 2 
第16章 近づく



川田side


はぁぁ・・・。

参ったな。

船なんて何十年ぶりだろうか。

子供がまだ小さい頃に遊覧船に乗った以来じゃないかな。

深呼吸をしてターミナルのベンチで天井を見上げていると・・・・。

「川田さん、お水(笑)ゆっくり飲んでください・・・・」

直ぐに宮本君の顔が俺の視界に入ってきて相変わらずの良い男っぷりでそう言った(笑)

「ありがとう・・・(笑)」

水をいただいてグビッと飲むと生き返ったようだった。

はぁぁ・・・。

また深呼吸をして水を飲んだ。

そんなことを何度か繰り返していると、宮本君が俺の隣に腰を掛け・・・・。

「川田さん達が今日来ることは家内には言ってないんです・・・・」

????????

家内ッ???

あ、そうか!!結婚したのか・・・そうかそうか(笑)

頭が回らず一瞬記憶を整理し・・・・。

「奥さんの具合はどうだい???やはりまたあのことを話すと精神的に負担をかけてしまうかね?」

俺がそう言うと宮本君は膝に腕をかけ両手を握り一瞬下を向いて・・・・。

「もうだいぶ立ち直りましたけど・・・・なるべくあの事には触れたくなくて・・・でも本人も気にはしているんです・・・・」

そうか・・・。



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