この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
碧の島 2
第18章 黒幕の真実 2
龍と美晴ちゃんと美波ちゃんはそんな真也の姿を見て・・・。
何も言わず・・・。
「俊也さん申し訳ないけど俺らもう帰ります・・・・」
そう言って龍は美晴ちゃんと美波ちゃんを連れて・・・・。
店を出て行った。
コイツ・・龍たちにも何かしてたのか???
ったく・・・。
龍たちが出て行った後も真也は顔を上げず暫くそのまま・・・・。
俺は財布と携帯をカウンターに置き・・・。
「コーヒー入れる・・・」
そう言うと・・・・。
「俺は・・・どれだけの人を傷つけて来たんだろうって・・・」
・・・・・・・。
そう言った。
俺だって・・、本当・・・結城にしたことは今でも恥ずかしいというか・・・なんで俺あんなことしたんだろうって・・・・・。
俺はカウンターに入り・・・。
「許してもらえるなんて思わない方がいい・・・・」
そう言ってコーヒーを入れた。
そう・・・。
許しをもらおう何て・・・それこそ勝手な考え。
「必要なのはその人の許しではなくて・・・・」
・・・・・・・。
「自分が変わって・・やってしまった事への反省と・・悔やむ気持ち・・・相手が許してくれたからもう終わりじゃない・・・・」