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碧の島 2 
第4章 知らなかった事



賢吾からはまだ桜には本当の事を言わないで欲しいと言われた。


何故なら、


その香菜ちゃんを追い込み陥れたその人物は桜も慕っていたという・・・。

会社の営業部では皆のお姉さん的存在の優しい女性。


それを聞いたらきっと桜も動揺し傷付くだろうと賢吾は言った。



でも腑に落ちない。


同じ会社内でそんな頻繁に被害にあう人間がいるだろうか。

しかもよくある揉め事どころの話じゃない。

かなりの大きな事件だ。


そんな大きな事件の被害者が同じ会社で2人も出るか?


ハンドルに手をかけてアイコスを持つと・・・・。


桜は俺の太ももに手を乗せ・・・・。


「私の事件と・・・・関係ないよね?・・・・」


・・・・・・・。


そう言ったんだ。


俺は思わず口を開けたまま桜を見つめた。


桜は遠くを見つめながら・・・・



「香菜さん・・・・自分への報いだと・・・そう言ったの。・・・・・」


自分への・・・

報い。




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