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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第1章 胸
☆:*・∵.:*・☆
 まだ成長途中の中学生の胸
☆:*・∵.:*・☆

 僕は妹の裸の胸を見ていた。
 
「小学生のときと変わんないじゃん」
 
 肋が浮いた胸にくっついたその白く透明な胸は、粘土を摘み出したようで、盛り上がりの上に薄い赤色の先端がやけに大きく見える。
 
「まあ、失礼ね」
 
 と妹は小さな唇を尖らせて、白い歯を見せてくれた。
 
「モミモミしてもいいかな?」
 
「うん……」
 
 僕はそれをそっと手のひらで包む。モニュっとした温かくて柔らかい手触りに胸が高鳴る。僕が妹の裸の身体を触った一番の男だと思うと、下半身が固くなる。
 
「あ……」
 
 妹の小さな唇から熱を帯びた鼻にかかった声に驚く。
 
 僕は三つ下の妹の胸を唇に含んだ。コリっとしたグミのようなものに舌を絡める。テロンと僕の唾液が絡みつく。

「う、うんっ……お兄ちゃん……」

「キモチいいの?」
 
 と、それは僕の口の中でぷぅっと大きくなった。飴玉を舐めて溶かすようにそれを転がす。

「ああ……っふう……ん……」
 
 妹のため息のような声にならない声が熱く漏れて、真珠のように白かった胸の膨らみがピンク色に変わった。
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