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官能小説を描いてみたい人の参考書になりたい
第5章 女性器
☆:*・∵.:*・☆
お手洗いで
☆:*・∵.:*・☆
「ほら……」
マサミは便座にゆったり腰掛けて、淳也に手招きした。
閉じていた膝が彼女の肩幅に開く。
淳也は吸い込まれるように、熱気で温まったタイルに膝をついて、マサミの股間を覗き込んだ。長く形の良い彼女のふくらはぎがグイっと高くなった。
叔母の逆三角を描く下腹部は固そうな芝が黒々と渦巻いているように見えた。そこから奥に伸びるチューリップのような蕾は、色素が沈着したようにくすんだ肌色で、彼女のきめ細かく真珠のような白い肌には似合わない、と思った。叔母の黒ボールペンの試し書きのような下腹から比較すると、そこは芝が短く切れたように見える。まるで、収穫の終わったばかりの田圃のようだ。
マサミはTシャツの裾を両手で押さえた。
――叔母さんは三十七年で、手洗いのシーンを何度見せたのだろうか。