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第41章 飼育ケース

蒸れた草むらを探って割れ目の方へ指を擦り込ませる。ナメクジの体表に程近い濃いヌメりけが、男の指紋をふやかす。

いよいよ娘のトラックボールを探りあてると、男は執拗にクリクリする。

「あっ、あっ、気持ちいい……」

死にぞこないのババアの触感を消そうと、ぴちぴちした娘の裸体に密着する。

汗ばんで湿った男の肌は、若い肉体の上を縦横に這いずり回った。