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NAKED
第58章 礼拝
「次に、こちらのお水を飲みましょう」

「はい……」

祭壇には緑色に妖しく光る高杯とコップ、水差しが並んで置かれていた。いずれもガラス製で蛍光色を発している。

男は水差しの取っ手を掴み、高杯の脇に置かれたコップに仰々しく水を注ぐ。

「さあ。どうぞ」

○実は差し出された清水をゆっくりと飲み干す。
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