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NAKED
第9章 怪訝
「あちらに聖堂とありますのは……」

「紛らわしい名称でしてすみません、元々ここは父の私邸でもありましたので、私どもファミリーとしましては、亡き父の思いが宿るこの地を蔑ろにする訳にもいかず、ただただその偉業を偲ぶ拠り所として、聖堂と称した区画を残しております」

「そういう由縁なのですね。失礼なことを言ってしまいまして、ごめんなさい」

「いえいえ、聖堂などと大袈裟な言い回しでして、思いがけずご覧なさると、違和感をもたれるのも、致し方ないことと思います」

二人の周囲に人の気配は感じられなかった。エントランスホールに漂う静寂が、○実のうなじ辺りの空気を冷ましてゆく。
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