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NAKED
第104章 地の果て
引き戸を入った一歩目から、居室内にゴミは散らかっている。コテージの前室、キッチンらしきところであった。
つま先から足の甲に絡まる菓子袋をバリバリ蹴散らしながら、リビングらしきところまで前進してゆく。
アルミの缶、中身の濁ったペットボトル、黒ずんだタオル、カビが生えた布地はショーツの名残りと思われる。あらゆる物が床に散乱していた。
硬いプラスチックに、けつまづく。その円盤状の物体はブラジャーのヒモを絡ませて、そこで息絶えていた。ロボットクリーナーと思われる。
飛び回るハエの数は一歩進むごとに倍増する。
臭いのエグさも比例していった。
つま先から足の甲に絡まる菓子袋をバリバリ蹴散らしながら、リビングらしきところまで前進してゆく。
アルミの缶、中身の濁ったペットボトル、黒ずんだタオル、カビが生えた布地はショーツの名残りと思われる。あらゆる物が床に散乱していた。
硬いプラスチックに、けつまづく。その円盤状の物体はブラジャーのヒモを絡ませて、そこで息絶えていた。ロボットクリーナーと思われる。
飛び回るハエの数は一歩進むごとに倍増する。
臭いのエグさも比例していった。