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第2章 沙規子（38歳）～ミダボレて

「ねえおくさーん。」
「おくさーん、さっきおもらしをしていたみたいだねぇ。」
「オレたち、欲求不満がたまっているんだけどぉ。」
「おくさーん、オレたちとエッチしない？」

イヤ…

イヤ、こわい…

アタシは、必死になりましてその場から走って逃げて行きました。

しかし、かつお節工場の従業員の男ふたりはアタシを追いかけて外へ出て行きました。

アタシは、必死なりまして露地の通りを走って逃げていましたが、途中で転んでしまいました。

男ふたりは、転んでしまったアタシを無理やり引っ張って、さっきいた空き家の廃墟の倉庫へ連れて行きました。