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第3章 あおい（29歳）～せみしぐれが鳴く黄昏時

その時でありました。

「あおい。」

ああ、あなた…

ダンナは、アタシが着ている白のTシャツからネイビーのビキニのブラジャーがすけて映っているのを目の当たりにしたので、激しくコーフンしていた…

ダンナは、アタシの身体にガバッと抱きついてふとんの上に寝かせた後に、アタシの身体を押さえつけて苦しめていた…

苦しい…

苦しいよぉ…

あなた、苦しい…

ああ…

アタシは、ダンナから激しいキスでくちびるを押さえつけられてしまったので、気を失ってしまいました。

ダンナは、枕元のスタンドの灯りをつけて、天井に吊り下げている灯りを消した後、ドキドキしながら気を失っているアタシの姿をしばらくながめていました。