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第6章 やっぱり…カノジョ作ってよぉ～

あれから９ヶ月後の2019年初夏の頃でありました。

アタシ・充希（41歳）とひろかずは、実の母子なのにカレシカノジョの関係を続けていました。

ハロウィン・クリスマス・ヴァレンタイン…

…………と２人の想い出のメモリーをたくさん作っていました。

しかし、５月に入った辺りからアタシの気持ちがしんどくなっていました。

ひろかずは23歳になっていましたが、ひろかずの身丈に合うカノジョはまだ１人もいませんでした。

アタシとしては、ひろかずとカレシカノジョの関係を続けて行くことが物理的にしんどくなっていたので、もとの母子関係に戻すべきだと想っていました。

そのようにしなければならない理由は、他にもありました。

ダンナ（46歳）が８月いっぱいで海外長期出張を終えて帰国と同時に、勤務している会社をやめて、秋からは時間にユウヅウがきく職場へ転職することが決まっていました。

ダンナが帰ってくる前に、ひろかずにカノジョ…いいえ、もう結婚させることを決めたので花嫁さんをみつけなければとあせりまくっていました。