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第86章 【12月25日(水)白猫】

≪12月25日(水)≫
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4:05に起きた。
白猫、白子猫、金猫が庭に来たのだが、
白猫の動きがおかしい。

見ると、前の片足を極端に曲げて、地面につけないようにしている。つまりは三本足で歩いている。
折れているのか、かばっているのか。
昨日一度も来なかったのはこのせいか。

しかも縁台に上がることをあきらめ（つまりエサをあきらめ）、庭のシェルター（これはポータブルミシンのケースだったもの）に入りこんだ。異例の行動だ。

私が庭に降りて、エサ（特盛）と水をシェルターのそばに置いた。

とにかく、今朝はここまで来れた。

大丈夫、大丈夫と自分に言い聞かせてガラス戸を閉めた。こうしないと金猫がエサを食べないから。
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朝食はバナナ、カレーライス、アジフライ、納豆。

7:25に家を出た。
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業務──

今日のうちに、月末のメインイベントとしての作業を終わらせた。

主務を隣のセクションに代行してもらってのうえだ。

今月は人がサブライズで減り、カレンダーに余裕がないから、

情けないが、仕方ないと割り切るしかないのだ。
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なんとか定時に終わり、少し残業チームを手伝って、17:45に退社。
雨だった。

大丈夫。庭には木陰だ。雨はしのげる。
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ゴミ捨て場整理のボランティアもそこそこに、18:30帰宅。

白猫が縁台に上がってきた！

三本足だが、格段に動きがいい。
なんという回復力。野性の強さを見た。

あ、白子猫、銀子猫も来た。

その銀子猫はどういうわけか部屋の奥に行く──そして、いぐさラグに爪を立てる

クレーンゲームの要領で玄関まで運び、強制退去処分とした。
どうせ、すぐ庭に回りこむのだが。
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ミラクルナインを見ながら、夕食は食パンとコッペパン、フライドチキン、コロッケ、納豆、ドーナツ。
そう、料理はしなかった。
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［スカーレット］、合掌。
４年前の実母のときを思い出さずにはいられない。
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23時にも、白猫、白子猫、銀子猫が来た。

お大事に。
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歩数計15103
室温11.7
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