この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
さすがに無理やろ
第10章 天国と地獄

正直意外やった

自分の部屋に
突然人を入れるとか
俺でもちょっと躊躇う
せやから
青山さんの部屋に入れるとは
思うてもなかったんや

「俺の部屋でもかまへん」
とか偉そうに言うたけど
マジで来たら
引かれるほど散らかってるし
見られたらアカンもん
置いてなかったかと必死で考えとったし

そんなことを考えてると
あっという間にエレベーターに到着

青山さんを先に乗せ「何階?」と聞くと
青山さんは「5階です」
と、小声で答えた

さっきまで暗いとこにおって
急に明るいとこに来たからか
青山さんは少し照れてるみたいで
なんや俺も…気恥ずかしかった

5階に到着し
青山さんの後ろを歩きながら
部屋の前に着くと
青山さんはドアの前に立って
「やっぱり少し…待っててもらえますか?」
と、俺を見上げた

当たり前や
そんなもん何分でも待ってやるから
そんなお願いモードの顔で
俺を見上げるなよ
壁ドンしとうてたまらんやんか
「いやや言うたらどうする?」
とか言うて困らせたなるやんか
そんで
その困った青山さんに
「嘘やで」とキスしたいやんか.

「もちろんや。
待ってるから
ゆっくり準備してええで」

「ありがとうございます」

そんな妄想を繰り返しながら
俺は青山さんと一旦お別れし
5階から外の景色を眺めながら
大きく息を吸った

あぁ…ほんまにたまらん
歳上やのに
可愛いらしくて
もう…

あかんあかん
エロいことばっかり考えてたら
あかん

俺は気を取り直して
また景色に目をやった

すると

あ…公園…丸見えやんか
こっから見たら近いなぁ

よく見ると
さっきまでおった公園が案外近く
ちょうどベンチが見える

そぉか…
ということは
あっちからも
ここが見えるいうことか…

ガチャ

「お待たせしました」

「早いなぁ。
そない待ってないで」

玄関のドアから
ちょっと顔を出した青山さんは
やっぱり恥ずかしそうにしていた

「…どうぞ」

「ほな、お邪魔します」
/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ