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さすがに無理やろ
第12章 いよいよ

素肌と素肌が
触れ合う瞬間

それは
俺の好きな瞬間や

さっきまでとは
何倍も違う
安堵感と高揚感が
押し寄せてくる

たまらんなった俺は
青山さんを横向きにさせ
隙間なく
青山さんの背中に抱きついた

すると
青山さんの背中と俺の胸は
ピタリと
吸い付くように触れ合う

もちろん
俺の下半身がどうなってんのか
青山さんにも分かるやろう

ええねん
分かってもうても
てかむしろ
分かってくれ

そのくらい
青山さんは魅力的やという
証拠なんやから

「ユリ…好きやで
ほんま綺麗や」

耳元で囁きながら
下半身を押し付けたまま
下腹部に手を伸ばし
そのままスルリと
太腿の間に指を滑らせると
青山さんは
その俺の腕を掴んだ

ちょっと待ってと言いたいのやろうけど
まだまだこんくらいのことで
待っては早すぎやろ

せやから俺は
わざと…

「せやな
ストッキング破れたら
まずいよな」

そう言って
身体を起こし
一気にストッキングを脱がせにかかった

もちろん
青山さんは驚いてたけど
いつかは脱ぐんや
さほど抵抗することもないまま
俺にストッキングを脱がされてパンティ一枚になり
俺もズボンを脱ぎ捨てた

そして
その時初めて見た
青山さんの
可愛らしい胸に
しゃぶりついたんや

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