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お園さん
第1章 いつまで続くの?
「ねえ、私たち、いつまで続くのかしら?」
1ケ月ぶりに体を交えた後、うとうとしていた私をお園さんが揺り起こした。
「え、いつまでって?」
「もう53よ。いつ上がってもおかしくないでしょう。上がった女でも抱いてくれるの?」
閉経は女性にとって大事な問題だ。確かにお園さんは私よりも17も年上の53歳。髪にも少しばかり白いものが混じり、おっぱいは形が崩れ、乳首は黒ずんでいる。だけど、腰は括れているし、そんなことより、「あ、いやん…」とか、「い、逝っちゃう…」なんて喘ぐ姿はとても可愛い。
そんな彼女が閉経だなんて考えたこともなかった。
その上、セックスの後の微睡みを邪魔されたから、私は「めんどくさいことを言うなよ」と言わんばかりの不機嫌顔で、「上がったって、セックスくらい出来るだろう?」といい加減な返事をしてしまった。
すると、ムッとしたお園さんが、「バカ!まじめに答えなさいよ」と、萎んだチンポを掴むと、「許さない」からと指で扱き出した。
「あ、いや、き、休憩、休憩中だ」
私は腰を引いて逃げようとしたが、お園さんは握ったチンポを離そうとはしない。それどころか、「まだ36のくせに、何が休憩よ。こうしてやるから」と今度は口に咥えてジュッポ、ジュッポと首を振る。
私はフェラチオをされるのが大好きだが、この時ばかりは、「あ、あ、お園さん、お園さん……」と情けない声を出してしまった。
(これは搾り尽くされるな……)
シーツを掴んだ私は夜更けまでの長期戦を覚悟した。