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第2章 道具を使ってする

彼はわたしの身体をどれだけいじめたら気がすむのでしょう。
弄んでたのはわたしな気がしてたのに、気がついたら身も心も彼に支配されています。

彼はクリトリスに強く吸いつきました。
わたしは、もう、身体をのけぞり、脚を震わせ、ただ声をあげることしかできません。
これ以上わたしに何をしろというのでしょうか。

手が掴むものをほしくなり、寂しくてベッドを這い回ると、彼は手を貸してくれました。
その手を握りしめすぎないように気をつけながら、受け止めきれない気持ちよさを伝えます。

ぢゅっ、ぢゅぢゅ、と彼はクリトリスを吸います。
思わず彼の頭を脚で抱えこんでしまいました。
一瞬そうして、はっと我に返って彼を解放します。
指は奥の上の方を刺激してきます。

彼は至近距離でわたしの恥ずかしいところを見ているのです。
気持ちよさと恥ずかしさで頭はパニックになっていました。
そうして散々いじめられ、快楽が限界の限界に達したころ、わたしは自発的に彼から逃げました。