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第8章 雅

自身の処理を素早く済ませ、下着を着けると、グッタリと動けない可憐さんを抱き抱えて、ソファ移動し、寝かせ毛布をかける。

「ありが…と」

掠れた声で可憐さんがいう。
俺は、可憐さんの頬を軽くなでて微笑んだ。

「こちらこそ、ありがとうございました。」

頭を下げて、祐司達の元へ向う。

兄達も終わっていたようで、皆集まっていた。

「お前、なんか溜まってた？」

兄が苦笑いしながら、俺の横に座った。

「んー、多分…。やり過ぎたかなぁ」

「たまにはいいんじゃないか？」

和やかに会話するメンバー達を他所に祐司達は固まっている。

「あいつら大丈夫か？」

兄は心配そうにこそっという。

「まぁ、これが今の俺だし。」

「洋平くん、なんか凄いね」

金子がうっとりとした顔で近づいてきた。