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宮島 洋平の休日
第11章 金子 望
『へ?』

「望…洋平じゃなかったの?」

桃花も知らなかったようだ。

「うん…て言うか、いい加減にしなきゃなって…」

「そっか…」

なんか…胸がチリっと傷んだ。
もしかしたら、俺は自惚れていたのかもしれない。
望はズッと思ってくれると…。
待たせ過ぎたのかも知れない。
正直、俺は望が好きだ。

最初はそんな感情はなかった。だが、あのマンションでの日を境に一緒につるむようになって、望を知る度に惹かれていった。

だが、俺はマンションの事情がある。
メンバー達は、もぅ大切な兄や姉だった。
俺を必要としてくれるなら、答えたい。

皆きっと、笑って祝福してくれるだろう。
でも、もう少し、もう少しと時間を置いた。

時間、掛けすぎたな…。
いや…言い訳か。俺に勇気が足りなかっただけか…。
後悔しても仕方がない。

大事な友達の幸せは、笑って祝福してやらなきゃ。

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