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宮島 洋平の休日
第7章 望
そして、兄は耳に口を近づけて悪魔の言葉を口にする。
「紫…今日は4回だ。」
「了解。」
紫さんの代わりに返事をすると、僅かに唇が尖りに触れる。
そのまま、咀嚼し始めた。
「んあ…あぅ」
くんっ
と胸を仰け反り、つき出す。
舌で捏ね、カリカリと歯を当てた。
「んくぅ!」
「はい、一回。」
兄は、紫さんの脇に舌を這わせながら囁く。
俺は、胸に吸い付いたまま、手を下に下ろした。
見上げると、期待に満ちた目で紫さんが俺を見ている。
俺は口角をあげ、手を割れ目に這わせた。