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喪服奴隷・七菜~香織の巻~
第9章 社外調教

香織はブラウスのボタンを留め、ベストを上からはおると
スカートを引き下げて、自分の机に戻っていった。
頬はまだ紅潮し、いつもの職場でこんなことをしてしまったのだという高揚感で
非日常世界の余韻に浸っていた。
省吾はいつもと変わらぬ様子で、得意先に電話をかけている。
男は簡単に切り替えができるのかもしれないが、女はそうもいかない。
香織は濡れティッシュを取り出すと、腿まで滴っていた愛液を拭き取る。
省吾から見えないところで、スカートの中にフレグランスを振り掛けるが
体内に残された省吾の精が、匂いでバレてしまうのではないかと
気になってしょうがない。
お昼近くになって、営業マンが次々とフロアーに戻ってくると
誰かに気付かれたらどうしようと、ますます不安になってくるのだ。
「あっ、斉藤さん。今日は朝早くからお疲れさまでした。
商談の成果はどうでした?」隣の同僚が聞いてくる。
『えっ、ああ。はい、なんとか』要領を得ない返事しかできない。
そして同僚が、クンクンと匂いを嗅ぎだした。ドキッとする。
「なんだ、斉藤さんの香水ですか。いい匂いですね」ホッとする。
「おい斉藤君、午後は俺と一緒に得意先を回る予定だったよな?
ちょっと早いけど、一緒に飯を食ってそのまま出かけないか?」
この場に居たくなかった香織にしてみれば、渡りに船なのだが
社長の誘いに、また仕掛けがあるのでは?と、疑心暗鬼な面持ちになる。
しかし逆らえないことはわかっているので
『かしこまりました。すぐに支度をします』と答える。
社長は「おい、部長。営業車を1台借りるぞ」といい、鍵を手に取った。
エレベーター待ちの際に
「香織は免許を持っていたよな。運転は任せる」と耳打ちしてきた。
東京ではほとんど車は必要なかったし、こちらでは姉に頼ることが多い。
『あまり自信がないのですが、大丈夫でしょうか?』と、問いかけると
「ぶつけたってかまわんさ。どうせ会社の車だ。
そんなことより、こんな田舎じゃどこに行くにも車がないと不便だろ?
会社の車でタダで練習できると思えばいいさ」と、こともなげに返事が返ってくる。
スカートを引き下げて、自分の机に戻っていった。
頬はまだ紅潮し、いつもの職場でこんなことをしてしまったのだという高揚感で
非日常世界の余韻に浸っていた。
省吾はいつもと変わらぬ様子で、得意先に電話をかけている。
男は簡単に切り替えができるのかもしれないが、女はそうもいかない。
香織は濡れティッシュを取り出すと、腿まで滴っていた愛液を拭き取る。
省吾から見えないところで、スカートの中にフレグランスを振り掛けるが
体内に残された省吾の精が、匂いでバレてしまうのではないかと
気になってしょうがない。
お昼近くになって、営業マンが次々とフロアーに戻ってくると
誰かに気付かれたらどうしようと、ますます不安になってくるのだ。
「あっ、斉藤さん。今日は朝早くからお疲れさまでした。
商談の成果はどうでした?」隣の同僚が聞いてくる。
『えっ、ああ。はい、なんとか』要領を得ない返事しかできない。
そして同僚が、クンクンと匂いを嗅ぎだした。ドキッとする。
「なんだ、斉藤さんの香水ですか。いい匂いですね」ホッとする。
「おい斉藤君、午後は俺と一緒に得意先を回る予定だったよな?
ちょっと早いけど、一緒に飯を食ってそのまま出かけないか?」
この場に居たくなかった香織にしてみれば、渡りに船なのだが
社長の誘いに、また仕掛けがあるのでは?と、疑心暗鬼な面持ちになる。
しかし逆らえないことはわかっているので
『かしこまりました。すぐに支度をします』と答える。
社長は「おい、部長。営業車を1台借りるぞ」といい、鍵を手に取った。
エレベーター待ちの際に
「香織は免許を持っていたよな。運転は任せる」と耳打ちしてきた。
東京ではほとんど車は必要なかったし、こちらでは姉に頼ることが多い。
『あまり自信がないのですが、大丈夫でしょうか?』と、問いかけると
「ぶつけたってかまわんさ。どうせ会社の車だ。
そんなことより、こんな田舎じゃどこに行くにも車がないと不便だろ?
会社の車でタダで練習できると思えばいいさ」と、こともなげに返事が返ってくる。

