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第6章 人妻

「初潮…つまり、初めて月のものが来てから５年くらいは子供を作る準備を体がしている状態なので、妊娠をするにはまだまだ未熟といえます。
先程質問したのはその確認をとるためです。
ですから、今はこれ以上の行為をすることはお薦め出来ません。
もしお付き合いをしている方がいても、この先の行為は２年程自粛された方が良いと思います。」

「そんな…お付き合いなんてしてません…。」

「それは失礼しました。
とりあえず、これで体は元の状態に戻りやすくなったので、いつ来るかわかりませんから下着の準備だけしておいてくださいね。」

「あっ、はい。」

そこまで言い終わると、ある程度の説明は終わったので立て膝で話していた体勢から椅子に座り直す。

「何か質問はありますか？」

「あの…質問ではないのですが…。」

もじもじと言葉を出しそうになっては引っ込めてを繰り返しているエミリーの手をそっと握って目を見る。

「大丈夫。話してみて。」

「はい…。あの…お願いが有るんです。
２年たったら…私のことを…抱いてもらえますか？」

少女の真っ直ぐな目で、真剣に告げられた告白に私も真剣に返答した。