この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
新・すべての生き物に愛を求めて
第4章 森の主
オス蜂鳥の後ろに付いて森を歩いていくと、100㍍程行った先に明かりが見えた。


「ちょっくらフレイア様に報告してくらぁ!兄ちゃんはこのまま進んでこいよ!」


蜂鳥らしくブーンと音を鳴らし、彼はフレイアと言うらしい森の主のもとへ飛んでいってしまった。

ふむ。
そろそろ気を張りますかね。



光のありかへ近づくにつれ、視界が開けてゆく。

円形状になった様々な草花のある原っぱには、木は全く生えていない。

ただ一匹、そこには大きな体を寝そべらせている綺麗なドラゴンがいた。

パールに薄いグリーンを併せた様な肢体に、チラッとこちらを見据えた瞳はサファイアブルー。


「美しい・・・・」


「ほぅ。妾を見てその一言とはなかなかの人間じゃのう。」


「あ…フレイア様、お初にお目にかかります。私はシェン・ディーテと申します。本日はお願いと、言伝てを預かって参りました。」


「名はハチドリから聞いたか。良かろう、申してみよ。」


「はい。私は旅をしているのですが、貴重な薬草がこちらに群生しているようなので、少し分けていただきたいのです。採取することをお許し頂けませんか?」
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ