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新・すべての生き物に愛を求めて
第4章 森の主
ヘッドスパを終え、椅子を起こして髪の毛を乾かす。
せっかくなので髪を上げる事を許可してもらい、結い始めるとフレイアが語りだした。
「シェンだから言うがな、ほんの150歳頃 の時に何処かから来たファイヤードラゴンに襲われてのぅ。
犯されそうになったのじゃ。」
150歳といえば7~8歳頃。
とんだロリコンドラゴンもいたもんですねぇ。
「妾達エンシェントドラゴンは他のモノ達よりも元が大きいようでな、始めは成体と勘違いしたそうじゃが、100歳で生殖器は出来上がっているゆえ問題ないと判断されてのう。そのまま事に及びそうになったのじゃ。」
「…未遂、だったんですよね?」
「無論。
とは言ってもその時の事は無我夢中であまり覚えてないのじゃが・・・
尻尾を喰い千切りながら咆哮を浴びせたようでな、取れた尻尾の付け根に火傷を負わせたようじゃった。
ハハッ、滑稽じゃったよ。尻尾を巻いて逃げるどころか、巻く尻尾も無いほど慌てて逃げて行きよった。」
せっかくなので髪を上げる事を許可してもらい、結い始めるとフレイアが語りだした。
「シェンだから言うがな、ほんの150歳頃 の時に何処かから来たファイヤードラゴンに襲われてのぅ。
犯されそうになったのじゃ。」
150歳といえば7~8歳頃。
とんだロリコンドラゴンもいたもんですねぇ。
「妾達エンシェントドラゴンは他のモノ達よりも元が大きいようでな、始めは成体と勘違いしたそうじゃが、100歳で生殖器は出来上がっているゆえ問題ないと判断されてのう。そのまま事に及びそうになったのじゃ。」
「…未遂、だったんですよね?」
「無論。
とは言ってもその時の事は無我夢中であまり覚えてないのじゃが・・・
尻尾を喰い千切りながら咆哮を浴びせたようでな、取れた尻尾の付け根に火傷を負わせたようじゃった。
ハハッ、滑稽じゃったよ。尻尾を巻いて逃げるどころか、巻く尻尾も無いほど慌てて逃げて行きよった。」