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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第23章 サークルのライブの当日

ゲストのネタがスタートする前に中西先輩が「本日のゲストは2組来てくれています!草壁誠さんとワンダーランドさんです!それではどうぞ!」と簡単に紹介して「草壁誠」が教壇に現れる。
ここ最近深夜のネタ番組などにも出ているモノマネ芸人さんで漫談をベースにここ最近売れてきているタレントのマネをしながらネタを進めていく芸風だ。
草壁誠は基本的に漫談が上手く、そこにブレイクする為ものまねを絡めていった所、テレビ出演のチャンスなどを掴んでいったようだ。
客席でも彼のことを知っている女子学生が多いようで「キャー!!」という声が教室に響く。
テレビに出ていると余計に笑いのハードルが上がっているように思うがしっかりとネタがウケている。
「正直、中西先輩のネタよりも漫談の部分も面白いな。」と菊池君が俺に小声で言う。
「ああ。確かに・・・やっぱりプロは凄いな・・・」
ゲストのネタ時間は大体5分~7分がネタの尺なのだが、全く長く感じない。
今の俺等で5分やるのは相当に苦しいのは自分でもわかる。
「はい!それではおしまい!どうも有り難うございました~。」と爆笑でネタは終わった。
その次に「ワンダーランド」がコンビニの万引きネタをやる。
このコンビの特徴は2人とも小柄ながら舞台では大きく見える。
そしてネタの設定はベタなのにネタの真ん中ぐらいでストーリーが急展開する構成になっているのが売りでもある。
漫才よりもコントに力を入れていて今年のコントの大会では決勝に行くかも!?と業界で言われている実力派なのだ。
客席の反応は最初薄めであったものの、ネタがどんどん進んでいくと笑いが大きくなっていく。
コントのテンポも良くグダグダしてしまうことが無い。
ネタの中身がガラッと変わる部分で客席は「ドカーンっ!!」という爆笑が起きた。
「なあ・・・凄いな・・・マジで大会で結果出すかも・・・売れるんじゃないか??」と菊池君は興奮し、俺の腕を掴み興奮している。
プロの笑いを今目の前で観ている俺は、さっきウケていたのがお客さんの優しさだったのだという現実が胸に刺さった。
俺も明日から頑張り続ければゲストの芸人達と同じくらい笑がとれる芸人になれるのか・・・
その前に事務所に入ることが出来るのか・・・
背中に俺は汗をかいていた。
ここ最近深夜のネタ番組などにも出ているモノマネ芸人さんで漫談をベースにここ最近売れてきているタレントのマネをしながらネタを進めていく芸風だ。
草壁誠は基本的に漫談が上手く、そこにブレイクする為ものまねを絡めていった所、テレビ出演のチャンスなどを掴んでいったようだ。
客席でも彼のことを知っている女子学生が多いようで「キャー!!」という声が教室に響く。
テレビに出ていると余計に笑いのハードルが上がっているように思うがしっかりとネタがウケている。
「正直、中西先輩のネタよりも漫談の部分も面白いな。」と菊池君が俺に小声で言う。
「ああ。確かに・・・やっぱりプロは凄いな・・・」
ゲストのネタ時間は大体5分~7分がネタの尺なのだが、全く長く感じない。
今の俺等で5分やるのは相当に苦しいのは自分でもわかる。
「はい!それではおしまい!どうも有り難うございました~。」と爆笑でネタは終わった。
その次に「ワンダーランド」がコンビニの万引きネタをやる。
このコンビの特徴は2人とも小柄ながら舞台では大きく見える。
そしてネタの設定はベタなのにネタの真ん中ぐらいでストーリーが急展開する構成になっているのが売りでもある。
漫才よりもコントに力を入れていて今年のコントの大会では決勝に行くかも!?と業界で言われている実力派なのだ。
客席の反応は最初薄めであったものの、ネタがどんどん進んでいくと笑いが大きくなっていく。
コントのテンポも良くグダグダしてしまうことが無い。
ネタの中身がガラッと変わる部分で客席は「ドカーンっ!!」という爆笑が起きた。
「なあ・・・凄いな・・・マジで大会で結果出すかも・・・売れるんじゃないか??」と菊池君は興奮し、俺の腕を掴み興奮している。
プロの笑いを今目の前で観ている俺は、さっきウケていたのがお客さんの優しさだったのだという現実が胸に刺さった。
俺も明日から頑張り続ければゲストの芸人達と同じくらい笑がとれる芸人になれるのか・・・
その前に事務所に入ることが出来るのか・・・
背中に俺は汗をかいていた。

