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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第24章 吉内の芸人時代の先輩

吉内は、昨日「令和関東国際大学」のお笑いサークルで陽子の姿を見てしまった。
吉内が知っている陽子は源氏名のゆいであって、学生の陽子の姿は新鮮であったものの普段の様子などは何も聞いていなかったので結局携帯にも連絡を入れていない。
そう言えば彼女のことなにも俺は知らなかったな・・・・
自分と一緒にいる時の彼女と学校での彼女は雰囲気が全く違っていた。
今日はS駅から歩いて10分位の所にあるイベント会社に今度の営業イベントの打ち合わせとタレントの売り込みも兼ねて行っていた。
なかなか若手タレントが営業イベントに行ける機会は少ないのが現状で売り込みをしておくことによって学園祭などで格安ながら仕事がもらえる場合もありこういう地道な仕事もむげには出来ない。
タレントを売り出せるマネージャーはやはり地道に売り込むし、細かい仕事もしっかりやる。「では!失礼します。それではよろしくお願い致します。」と今日も担当の芸人をしっかりプッシュし種まきをしていた。
売り込みを終え、何処かでご飯を食べようとキョロキョロしているとタワーマンションの入り口付近で「オープンハウス開催中!」の旗を出している男性を見つけてびっくりした。
「あれ!?ええええ!!!あの~。番長ですよね??」と吉内が男性に話し掛けると
「え!?おおおおおっ!久しぶりだね。」と男性は大きな声で答えてくれた。
この男性は昔「番長向田」という芸名で活動していたピン芸人だ。
「先輩!お久しぶりです!吉内です。」
「おお!よっちゃんじゃないか!久しぶりだね~。」
「番長向田」は若手からは番長と言われ、実際劇場の番長のような存在だったのだが、体育会系の柔道部出身でおっさん顔ということもあり、劇場に来ている女子中高生にウケることはあまり無かった。
吉内よりも養成所では数年先輩で劇場では何度も世話になり、飯もよく奢ってもらえていた。
「番長今何してるんですか??」
「おおっ!!よく聞いてくれた。今不動産の販売会社で働いていて俺はこの中古マンションを担当してるんだがなるべく早めに売りたくてオープンハウスを今日やってるんだ。」
「番長今家売ってるんすか??凄いですね。」
「まあお陰様でどうにかこうにか毎月コンスタントに売ってるんで会社では元気にやれてるよ。」
吉内が知っている陽子は源氏名のゆいであって、学生の陽子の姿は新鮮であったものの普段の様子などは何も聞いていなかったので結局携帯にも連絡を入れていない。
そう言えば彼女のことなにも俺は知らなかったな・・・・
自分と一緒にいる時の彼女と学校での彼女は雰囲気が全く違っていた。
今日はS駅から歩いて10分位の所にあるイベント会社に今度の営業イベントの打ち合わせとタレントの売り込みも兼ねて行っていた。
なかなか若手タレントが営業イベントに行ける機会は少ないのが現状で売り込みをしておくことによって学園祭などで格安ながら仕事がもらえる場合もありこういう地道な仕事もむげには出来ない。
タレントを売り出せるマネージャーはやはり地道に売り込むし、細かい仕事もしっかりやる。「では!失礼します。それではよろしくお願い致します。」と今日も担当の芸人をしっかりプッシュし種まきをしていた。
売り込みを終え、何処かでご飯を食べようとキョロキョロしているとタワーマンションの入り口付近で「オープンハウス開催中!」の旗を出している男性を見つけてびっくりした。
「あれ!?ええええ!!!あの~。番長ですよね??」と吉内が男性に話し掛けると
「え!?おおおおおっ!久しぶりだね。」と男性は大きな声で答えてくれた。
この男性は昔「番長向田」という芸名で活動していたピン芸人だ。
「先輩!お久しぶりです!吉内です。」
「おお!よっちゃんじゃないか!久しぶりだね~。」
「番長向田」は若手からは番長と言われ、実際劇場の番長のような存在だったのだが、体育会系の柔道部出身でおっさん顔ということもあり、劇場に来ている女子中高生にウケることはあまり無かった。
吉内よりも養成所では数年先輩で劇場では何度も世話になり、飯もよく奢ってもらえていた。
「番長今何してるんですか??」
「おおっ!!よく聞いてくれた。今不動産の販売会社で働いていて俺はこの中古マンションを担当してるんだがなるべく早めに売りたくてオープンハウスを今日やってるんだ。」
「番長今家売ってるんすか??凄いですね。」
「まあお陰様でどうにかこうにか毎月コンスタントに売ってるんで会社では元気にやれてるよ。」

