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儚き陽炎
第2章 TELの中で
「後ろから、真由子を見て・・・」
素直な真由子。
「真由子のお尻の穴、匂い嗅いて」と
「言いなさい!」
嗚咽交じりに
「お尻の・・・匂い・・・嗅いて・・・」
素直な真由子。
わざと、受話器に鼻を寄せくんくんと嗅ぐ俺。
「そんな・・・嫌!!、止めて!!」
現実と妄想の区別が失くなり
「そんな・・・こんな・・・事・・・嫌!」
独り言を繰り返し、喘ぎ声が牝の叫びに変わっていった。
「触ってるね。黙って勝手に!」
「だ・・って、だって、・・・・・」
言葉になら無い声が受話器に響く。
「受話器を充ててごらん」
「・・・・何?」
「受話器でオメコを擦るんだ」
「そんな事、私に・・・させるの、貴方は・・・」
「擦れる音を聴きたいんだ」
無言のまま受話器を持ち替える音が聞こえ
耳元にガサガサ、ゴシゴシと擦る音がくもる。
嫌、嫌と喘ぎ声と牝の叫び声が遠くから聞こえ、擦る音が速く強く耳元をうちつける。
何か倒れた様に受話器の上にかぶさり、そのまま受話器から真由子の声が聞こえる事は無かった。
素直な真由子。
「真由子のお尻の穴、匂い嗅いて」と
「言いなさい!」
嗚咽交じりに
「お尻の・・・匂い・・・嗅いて・・・」
素直な真由子。
わざと、受話器に鼻を寄せくんくんと嗅ぐ俺。
「そんな・・・嫌!!、止めて!!」
現実と妄想の区別が失くなり
「そんな・・・こんな・・・事・・・嫌!」
独り言を繰り返し、喘ぎ声が牝の叫びに変わっていった。
「触ってるね。黙って勝手に!」
「だ・・って、だって、・・・・・」
言葉になら無い声が受話器に響く。
「受話器を充ててごらん」
「・・・・何?」
「受話器でオメコを擦るんだ」
「そんな事、私に・・・させるの、貴方は・・・」
「擦れる音を聴きたいんだ」
無言のまま受話器を持ち替える音が聞こえ
耳元にガサガサ、ゴシゴシと擦る音がくもる。
嫌、嫌と喘ぎ声と牝の叫び声が遠くから聞こえ、擦る音が速く強く耳元をうちつける。
何か倒れた様に受話器の上にかぶさり、そのまま受話器から真由子の声が聞こえる事は無かった。