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儚き陽炎
第4章 お店のなかで
背後から両肩を押さえられ、しゃがみ込む私。
鼻先に、擦り付けられ、生栗が熟成したような匂いが伝わり、お客の居る仕事中のお店の中での行為なのに、興奮している私がいた。
擦り付けられながらシゴキ続け亀頭が膨らみ、青筋が躍動するのが伝わる。
和也がボックスの客を見る。
話し声を確認し、しゃがみ込でる私を見下ろし冷たく。
「しゃぶれ」
と短く囁く。
首を振り嫌がる私を鼻先を掴み口を開けさせ、口元に押し込む。
「ウッムム・・・」
ちいさく嗚咽が漏れる。
かまわず、腰を振られ根元まで咥えされ目を閉じると涙が滲む。
和也が
「・・・でる・・・」
短く囁く。
口の中で亀頭が膨らみ青筋が波立ち、口元が震える。
勢いよく喉の奥に飛び散り、ドクンドクンと口の中に溢れ、最後の一滴まで
受け止め、ようやく抜かれ、唇を真一文字にして両手を広げ指先を折、和也を上目遣いで見る。
手の平に出すつもりが、和也が
「全部、飲め」
と冷たく囁く。
私は、生まれて初めて口の中に出され、その上、飲めと命令された。
だが、私はちいさく頷き、ゴックンと喉を鳴らし飲み込んだ。
口元から垂れた汁を舌先ですくい、和也を見る。
和也は
「舌でキレイに舐めろ」
冷たく囁く。
私は、右手で持ち上げ舌先を這わす、最後に咥え唾液をまぶし舌を這わし飲み込んだ。
このまま、ずっと咥えていたかったが、
和也が、
「駐車場に車が入って来た」
と告げ、自ら私から抜き、ズボンにしまい、元の席に戻る。