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乳母…めのと
第1章 乳母…1
付き合い始め一年程過ぎた頃
「課長、赤ちゃんが出来たみたいなの。ふふふ。」
会社であおいは周りに誰もいないのを確認すると桜田に近付いて小声で言った。
子供を欲しがっていた桜田は喜んでくれると思ったので、思わず会社で告げてしまったのだ。
「うん。」
桜田はそう言うと、あおいの方を一度も見ずに背を向けた。
「今日も行く」
そう言ってあおいの傍から離れた。
喜んでくれるのかと思っていたが、素っ気ない桜田の態度にがっかりしたが、周りに気付かれてはいけない…だから素っ気ないんだとあおいは思い返した。
「今夜は赤ちゃんが出来たお祝いかしら…」
自然とあおいの顔がほころびお腹に手のひらを当てた。
「課長の子供。。。」
あおいは幸せを感じていた。
その日は仕事を早く済ませ、マンションに帰った。
「課長、赤ちゃんが出来たみたいなの。ふふふ。」
会社であおいは周りに誰もいないのを確認すると桜田に近付いて小声で言った。
子供を欲しがっていた桜田は喜んでくれると思ったので、思わず会社で告げてしまったのだ。
「うん。」
桜田はそう言うと、あおいの方を一度も見ずに背を向けた。
「今日も行く」
そう言ってあおいの傍から離れた。
喜んでくれるのかと思っていたが、素っ気ない桜田の態度にがっかりしたが、周りに気付かれてはいけない…だから素っ気ないんだとあおいは思い返した。
「今夜は赤ちゃんが出来たお祝いかしら…」
自然とあおいの顔がほころびお腹に手のひらを当てた。
「課長の子供。。。」
あおいは幸せを感じていた。
その日は仕事を早く済ませ、マンションに帰った。