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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第11章 第四話【恋月夜】 其の壱
 あの男というのが真吉を指すことは、すぐに知れた。お逸は唇を噛みしめ、清五郎を見つめた。こんな男とは、もう口もききたくない。
「どうした、愕きのあまり、黙りになったか」
 清五郎が嘲笑うように言う。
 お逸の胸にたとえようもない哀しみが湧き上がった。この男がかつて父の何よりの親友であり、父もまた弟のように可愛がり面倒を見ていた清五郎だとは信じられない。
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