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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第12章 第四話【恋月夜】 其の弐
     《其の弐》

「お逸、お逸?」
 誰かが呼んでいる。
 お逸の意識はゆっくりと水面から浮かび上がるように覚醒した。重い瞼を無理にこじ開けると、おしがの気遣うような顔が視界にうっすらと映じた。
「大丈夫かい」
 おしがに手を掴まれ、お逸は小さな悲鳴を上げた。一瞬、清五郎の乱暴な腕を思い出したのだ。
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