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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第12章 第四話【恋月夜】 其の弐
 おしがの昔話に、お逸も微笑んだ。
「私も子どもの頃、似たようなことをして遊んだことがあります。風船蔓の実は押すと、音がするので、それが面白くって、つい同じことばかりやっていました」
 風船蔓の実は割る時、ポンと音がするので、子どもが歓ぶ。お逸も五、六歳の頃、よく庭の風船蔓の実を割って遊んだ。
 あの頃、父はまだ元気で、無邪気に実を割って歓ぶお逸を笑いながら見つめていて。
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