この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第12章 第四話【恋月夜】 其の弐
「もう、私のことは忘れて下さい」
 お逸は真吉をこんなに好きなのに、大好きなのに、真吉はただ黙り込んでお逸を見つめているだけだ。
 お逸の眼尻から、つうっと涙が流れ落ちる。
 心にもない科白を口に乗せ、心が引き裂かれ、血を流すようだ。その心の痛みは、清五郎によって味合わされた身体の痛みよりもよほど烈しくお逸を苛む。
/880ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ