この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第13章 第四話【恋月夜】 其の参
 最初はまずいばかりで少しも美味しいと思えなかったにも拘わらず、しまいには、お逸自身、酒の味が判らなくなっていた。つまり、それほど酔いが回っていたということだ。ただ熱い雫が喉元をすべり落ちるだけで、その熱は喉許から胃の腑を通り、更に身体全体へと拡散されてゆくようだ。
 白い喉をのけぞらせて盃を重ねるお逸を、清五郎はいつになく上機嫌で見つめた。盃が空になると、すかさず並々と酒を注いでやる。
/880ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ