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この想い、あなたに届くまで~遊廓(くるわ)の恋~
第13章 第四話【恋月夜】 其の参
次いで、くるりと身体をひっくり返され、仰のけられるのが判った。両脚を大きく開脚された。
「ほら、お前のここは、これほどまでに私に来て欲しいと訴えている。もう、私を迎え入れるのに十分すぎるほど準備は整っているぞ? これだけ身体が男を欲しがっているというのに、お前はただ意思の力だけで私を拒み通しているというのか」
一瞬、意識を手放しかけたお逸だったが、男の声に突如、現実に引き戻された。