この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢で逢えたなら~後宮秘談【怨のものがたり~朝鮮王朝後宮譚改題
第6章 鷺草~真実の愛~
 這いつくばって一生懸命磨いているところに、向こうから複数の脚音が聞こえてくる。
 数人の内官を従えた導宗が歩いてくる。
 百花は脇へ寄ると、頭を深く垂れた。国王に対する礼である。
 王が百花の前を丁度通り過ぎようとしたまさにその時、無骨な手がスと差し出された。
 愕いて顔を上げると、王が無表情に立っている。感情の読めない顔で見下ろす王を、百花は戸惑って見上げた。
 深く翳りを帯びて今にも何らかの感情を溢れさせようとしている瞳を見ていると、心が素手で鷲掴みにされたような気がした。
/377ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ